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というのは、アラサー向けファツション誌の特集である。かって黒は不吉な色とされ、葬式カラーと認識されていた。その意識改革をはかり、スタイルとしての黒を確立したのは、ほかならぬココ・シャネルだった。ダイ…
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小諸市はとうとうルイ・ヴィトンというユダヤ資本の宣伝部に成り下がった。浅間山へ登る道沿いの104㌶の森をわずか1000万円の金で「ルイ・ビィトンの森」と命名し市民の森林整備への関心のきっかけになれば…
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歴女と呼ばれる歴史好きの女性たちが城ブームを起こしている。映画「レッドクリフ」や戦国ゲームをきっかけに歴史に興味をもつようになった女性たちだといわれる。各地の名城は軒並訪問者が増え、日本100名城ス…
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安芸の国広島あたりには、「花田植」と呼ばれる祭りが、あちこちにある。田楽団と早乙女たちと造花とささらに飾られた花牛が主役なのだが、何年か前、近頃は牛が役立たずで、という嘆きの声をきいた。道行ののち、田…
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中川ヨッパライ・武部イエスマン・赤城バンソウコウ・佐藤チルドレン・久間アトミック・山拓イロシルバー・石原ナナヒカリ・太田ガッカイマン・片山オニエリート…枕を並べて討ち死してしまった。以外に国民は見て…
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フジテレビ50周年記念映画として製作された「アマルフィ・女神の報酬」が波紋を呼んでいる。日本シナリオ作家協会が、ポスターや作品に脚本の名前がないのはけしからん、と抗議声明を発した。大体テレビ局という…
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といっても高邁な文学のはなしではない。若者たちの流行語だ。近頃ではファッションと同じくシーズンごとに新語が生まれ、シーズンごとに新語が死んでいく。言葉との付き合い方がそんなに軽くていい筈はないのだが…
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出版不況の折から雑誌社は知恵をしぼって拡販に奔走している。最近最大のヒットは宝島社による「ブランド・ムック」だそうだ。若い女性に人気の「シェル」と「マークジェイコブス」が2週連続で売上1位2位を確保…
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夏になると川辺に行きたくなる。堀口大学の訳に「ミラボー橋の下をセーヌが流れ、われらの恋が流れる…」。学生時代のフランス文学の想いを抱いてミラボー橋までいってみたが、なんの変哲もない橋の表情にがっかり…
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それいけやれいけのあのバブル期、若い女性たちが男性に求める条件は「三高」だった。高学歴・高収入・高身長この三つが備わってなかったら、恋人にはなれず、ましてや結婚相手として認められなかった。 バブルが…
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞