ファッション
の記事一覧
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日本とパリをまたいで活躍したレオナルド藤田を次の「軽井沢ぶんか組」のテーマにしようと、彼の晩年、少女だらけのロリータ趣味をどう取り上げるかについて議論していたところ、今流行っている秋葉ロリータ、原宿…
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ジェンダーフリーというフレーズが大手をふって歩くようになった。 餌食になった森喜朗元首相は無念のうちにオリンピックを終え、とにかくSDGsとCO2とジェンダーフリーに翼賛しなければ人にあらずといった…
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Tシャツか、タンクトップ、そんな味気ないファッションが登場して何年になるだろう。 合理性だけですべてをかたずけるアメリカ文化の象徴のようなウェアである。 日本の夏には素晴らしい夏姿があった。 絽や紗…
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訳もなく原宿や代官山を訪れる女性たちの間でいま「リボン」が流行っていると聞いた。 決してアクセサリー、宝飾品、バック、靴など高価な小物への反発で、リボンへ関心が向いているのではないと彼女らは言ってい…
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メンズの専門メーカーAOKIが快進撃を続けている。 マーケター・オブ・ザ・イヤー2021の優秀賞に選ばれた「パジャマ・スーツ」だ。 コロナ禍のテレワークに最適なカジュアルな服として開発された。 自宅…
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アメリカの意としたアフガニスタン民主共和国は失敗し、タリバンによるアフガニスタンイスラム首長国が勝利の宣言をした。 ついこの間までミニスカートやタイツをはいていたアフガニスタンの女達は、イスラム原理…
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★金、銀、銅のメタル入勝者の前を歩く不思議な恰好に戸惑った人が多い。表彰台に案内する役割の人のようだが、その人の服装が理解不能。 どこかの国の民族服かと思ったがそうでもないらしい。アスリートらしくもな…
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コロナ下で外出禁止のパリから嬉しいニュースが届いた。 いつも世話になっているイノツメ夫妻から、彼はシャネルのコレクションに加わり、彼女は来春日本上陸するフォション・ホテル京都のスパのディレクションを…
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和製アメリカン・カジュアルのVAN、JUN、TACなどが、評判をとり若者たちを虜にしていたころ、極めつけとして青山通りに店を構えたのが、ニュヨーク発の Brooks Brothersだった。 リンカ…
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山の手のお嬢さんの勝負服は、大抵母親の選んでくれた「レースのワンピース」だった。髪にリボンをつけ、ウェスト・ベルトは後ろで大きな花結び。清楚、真面目がテーマだった。 いまのお嬢さんはシースルーのスカ…
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞