文化
の記事一覧
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西暦752年、4月9日の今日は、奈良東大寺「大仏開眼の式」が挙げられた日である。 当時の聖武天皇ほど苦労の多かった天皇は見られない。 大地震、旱魃、飢饉、そして天然痘の大流行に襲われ、僅かの間に都を…
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「廓」すなわち「遊郭」ここで中心になるのは「吉原遊郭」です。 「廓という空間」というタイトルですが、廓の空間論ではなく、廓の文化的価値についての考察です。 現在の日本人が持っている廓についてのイメー…
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昭和回帰の風潮とともに「銀ブラ」の起源について、論争が起きている。 銀座八丁目のカフェ・パウリスタは、うちのブラジルコーヒーを飲むことを即ち「銀ブラ」といったと主張、パウリスタでブラジル・コーヒーを…
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イタリアで春を迎える祭りといえば、「オレンジ祭り(Battaglia delle arance)」だ。 北イタリアの小さな町イブレアでひらかれるのだが、 町の広場を中心にこの日すべてがオレンジ色に染…
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子供の頃は「紀元節」だった。戦争に負けたおかげで「建国記念の日」になった。神武天皇が奈良畝傍山の麓で、建国の宣言をし初代天皇になった。それで充分なのだが、戦後学者や教育者が寄ってたかって、あれは真実で…
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鳩居堂のたおやかな和紙の封筒にはいった「恋文」がおくられてくることを夢見た少年時代があった。 2月10日は「封筒の日」だそうだ。いまでは封筒にはいってくるのは、宣伝用のダイレクト・メールか、請求書ぐ…
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祇園甲部の歌舞練場が7年間の時を経て、ようやく新開場を迎えた。 この春の都をどりは久しぶりに祇園甲部のまんなかにもどって、花街の伝統、習俗と密着した「をどり」となることだろう。 歴史ある歌舞練場にそ…
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「ボーイング747」通称ジャンボが遂にラスト・フライトを迎えることになった。 1971年ジャンボが初めて日本の空に来た時の驚きは、今の人には理解できないかもしれない。 その広さ、大きさ、すべての点で…
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嵐山の吉兆さんからはいつも2月4日の立春にお年賀を頂く。 文面は先代創業の書になる「立春大吉」である。 暦のうえでは今日から春なので24節気に始まる日本の季節感としてはけだし当然のことなのだが、明治…
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞