文化
の記事一覧
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一月十五日は「小正月」である。小正月は女正月ともいい、いろいろな習俗があった。 ほとんどが農耕民族であった日本人にとって必要な習俗だったが、グローバル化というお題目のもと雲散霧消しつつあるのは残念な…
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正月3が日の仕事といえば、魔除けの飾りをあちこちに飾ること。 ご挨拶に来られた知人・友人との祝盃、祝膳をかわすこと。 そして賀状を読むこと、賀状を整理することにつきる。 お正月飾りについていえば、昔…
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IWC(国際捕鯨委員会)から日本は脱退することになった。 この決定に対し、地上波のニュースではほとんどが脱退するのは行き過ぎだとか、脱退反対とか、反捕鯨国のようなことを言っている。国際とか国連とか名…
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師走の声を聞くと、スーパーの入り口には「注連縄」の数々が並べられる。 大根締め、輪飾り、ごぼう締め、ぐらいしか種類がなかったのに、去年あたりのスーパーにはさらにいろいろの注連縄が並べられて注連縄つくり…
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「大家さんと僕」という漫画が評判になっている。作者はお笑いの矢部太郎さんだ。漫画はほとんど読んだことがないので、知らなかったが、新潮社が毎月届けてくれている芸術新潮の付録としてついてきて初めて知った…
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「歌舞伎」の著作権登録が際限なくひろがっている。 02年には、かつお節、寒天、焼き海苔、肉、乳製品、カレーなど食品全般、16年には寝具、家具、化粧品、ガラス製品、調理器具など台所用品、など更に16年…
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12月12日は「泥棒の日」である。 ハローウィンとか、クリスマスとか西洋渡りの不思議な祝日ではなく、れっきとした歴史的記念日である。この日京都鴨川三条河原のあたりは、異常に盛り上がり町衆が袖すり合っ…
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政界、芸能界、スポーツ界、そこには凡人には予想もつかない不思議なことが起こる。 平成最後の師走を迎え、あっけにとられたのは相撲界の出来事だった。 子供のころから「ひとり相撲」をとるなと親からいわれて…
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何十年ぶりに蝶々の見本をみた。小学校の頃は夏休みの宿題は、必ずと言っていいほど蝶々の標本ずくりだった。 なかには生き物が苦手の友達もいて、彼らは鉱石の見本をつくってきた。善福寺川や石神井川でいろいろ…
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞