文化
の記事一覧
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名人梅沢冨美男のボー然とした顔、才人東国原英夫のガッカリ、FUJIWARA藤本の不満ずら。 プレバト夏の炎帝戦は男思考と女性陣の奔放さがクッキリと際立って大変面白かった。 番組の大臣柱と自負していた…
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この3年でパリの街角の風景が変わった。 キオスクといえば、日本では駅のホームの売店のことだが、パリでは街のあちこちにあるアズマヤ風な小さなショップのこと。 〽 新聞のキオスク、雑誌のキオスク、花や…
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祇園祭の山鉾巡行が三年ぶりに都大路を練り歩いた。 そもそも流行り病の退散から始まった祇園祭なので、コロナ禍の三年間じっとして巡行しなかったほうがおかしい。 コロナだからこそやるべきだった。 …
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新聞に花火告知の大広告が入ってきて気がついた。 今夜は中軽井沢に花火が上がる。 花火見物にとって我が家は絶好の位置にあり、サロンでゆっくりとお茶をしながら、楽しめる。 新聞紙大の広告には、花火に拠金…
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江戸のマルチクリエーター・平賀源内の考えたキャッチコピーというのが面白い。 夏場不人気の鰻やの旦那が、平賀源内に相談したところ源内は即座に「本日土用丑の日」と書いて渡したといわれている。 昔から江戸…
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Tシャツか、タンクトップ、そんな味気ないファッションが登場して何年になるだろう。 合理性だけですべてをかたずけるアメリカ文化の象徴のようなウェアである。 日本の夏には素晴らしい夏姿があった。 絽や紗…
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明治になるまで「菓子」の祀りとして「嘉祥」という行事があったそうだ。 旧暦6月16日、新暦7月14日に当たるその日、大名たちは遅れてならじと江戸城に参内した。 大広間には見渡す限り盆にのったお菓子が…
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本郷西片町のこども時代、夏が近ずくと楽しみは「風鈴やさん」だった。 赤門前のダルマに「氷」の旗がたつと、風を受けた氷旗のひらめきの向こうに、風鈴の音がきこえた。 梅雨のあけるのと一緒に路地の向こうか…
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この時期になると、ホトトギスの鳴き声が待ち遠しくなる。 ホトトギスは郭公ともいい、時っ鳥ともいうが文字にすると「不如帰」が好きだ。 湯川に小さな鮎解禁の旗がたつ頃、カッコーの声が聴こえてくる。 軽井…
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リドと言えば、パリに於ける2大キャバレーショウのひとつ、もっともゴージャスなレビュウの中核をなしていた。 コロナによる被害がこの三年つづき、結局現在のキャバレー・シアターを維持していることが不可能と…
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞