食
の記事一覧
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世界最大のビール祭り……オクトーバーフェスト。 1810年ドイツ・バイエルンの皇太子ルードヴィヒと皇太妃テレーゼの結婚記念競馬で領民にビールを盛大に振舞ったところから始まった祭り。いまでは世界各地で…
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とうとうラーメン屋に冬の季節がやってきた、と言われている。 戦後日本の食の歴史をひも解いてみたら、「ラーメン」の勃興と猖獗がいちばんの話題だろう。 食べるものがなにもなかった焼け跡に、小さな暖簾をだ…
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「生でよし、擂ってまたよし、煮てもよし、干して、漬けても、これまたよし」 昔から大根は台所のスーパースターだった。 食べ続けると腸内が強くなり、免疫力がついて「大根どきの医者しらず」とも言われた。 …
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夏の訪れは「あゆ」という人と「はも」という人がいる。 鮎も鱧もいずれも夏の季節感に充ちているが、鮎は田園風景を写すが、鱧は町屋とか粋な料亭がよく似合う。 プレバトの炎帝戦をみていたら10の優秀句のな…
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家康が江戸入府し城造りを始めた頃、同時に目の前の日比谷入江の埋立を始めた。 その頃、大川の入口やお城前の浜に沢山いたのが、うなぎだったと言い伝えられている。 この江戸入江のうなぎに眼を付け、どんぶり…
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ようやく「かき氷」の季節がきた。 「かき氷」は平安時代からあったそうだが、庶民には手のとどかない高級品だった。 清少納言枕草子には「あてなるもの…甘蔦(あまずら)をかけた削り氷」とあり、御所に奉仕す…
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今話題の「おむすびケーキ」 話題の大好きな日本国民にとって絶好の餌食である。 なにしろ大阪駅にも、羽田空港にも、あのGINZA SIXにもあるというのだから、これは食べなければならない。 というわけ…
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京都に「涼菓・浜土産(はまずと)」というお菓子がある。 浪の磯辺にてとれた蛤に、寒天と砂糖などで作られた琥珀羹を流しいれ、真ん中に浜納豆を一粒、しっかりと蓋をし、昔ながらの磯馴篭(そなれかご)にいれ…
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御朱印帳のみなもとは、お寺さんで納経をしたさいのお印として、納経印を授与したところから始まったといわれている。 時代が変わって、今はJCB特選旅のあかしとなっている。それでも変な土産物を買ってくるよ…
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恒例のごとく夏が近ずくと、奥嵯峨の平野屋さんから鮎だよりの提灯が送られてくる。 コロナの3年、鮎とも疎遠になっていたことにきずく。 宮崎の高千穂峡、奥飛騨の谷あい、千曲川の上田とあちこちで鮎はたべて…
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞