軽井沢ぶんか組
の記事一覧
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師走になると、クリスマスの鐘があちこちからきこえてくる。 軽井沢もいつの間にかキリスト教催事の支配下になったが、それでもスーパーの片隅にはしめ飾りがならべられている。 100円ショップにもしめ飾りは…
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11月のぶんか組テーマは「民芸のよろこび」です。 大正ロマンの最っただ中に起きた「民芸運動」。 柳宗悦、浜田庄司、バーナード・リーチ、芹沢銈介らによって起こされた「用の美」への運動を取り上げます。 …
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軽井沢ぶんか組10月のテーマです。 知っているようで知らない浮世絵の始まりから終りまで、 何故海外で浮世絵がうけるのか、フランスの印象派は何故浮世絵の影響をうけたのか、 浮世絵の代表的作家14人の作…
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文科省のお蔭で、いま日本ではストリート・ダンスと不思議な創作舞踊が流行っています。 日本の常識・世界の非常識です。 いま世界で認識されているダンスをあつめて、みんなで楽しみたい、というのが9月のぶん…
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八月のぶんか組、テーマは「メディアの世紀」 今いちばんの課題は、目の前の情報化社会を如何に生きていくか、ということです。 それにはまずメディアの実相と歴史を知ることです。 1920年にアメリカ、ピッ…
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7月の軽井沢ぶんか組は「江戸と明治の見世物」です。 見世物とは、今でいうイベントとか興行といった類で、主に江戸の広場、たとえば浅草奥山、両国広小路等ににつくられたテントや芝居小屋を舞台に演じられてい…
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主題は「天皇の上代」 あってはならないことが次々と起こったのが、平城京から平安京までの天皇家でした。 臣下の蘇我馬子によって暗殺された崇峻天皇、初めての女帝推古天皇、皇極天皇の目の前で起きた宮廷クー…
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軽井沢ぶんか組五月テーマは、 「浅間山文化圏の祭り」の第二部、7月から12月の祭りをとりあげます。 室町時代にはじまる別所温泉の「岳の幟」に始まり、小諸「建速神社の暴れ神輿」上山田の「芸者衆を乗せ…
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「浅間山文化圏」とは、あまり聞きなれない言葉かもしれません。 がこの国の文化思考はあらかた山岳信仰に始まっています。 「山に神宿る」とは、日本の多神信仰の根っこになっています。山に祈る……霊山という…
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来実のママからの宿題で、図らずも取り上げることになった「天皇」である。 多分きっかけは、今流行りのジェンダー問題なのだが、女系宮家やら男系天皇について論じるよりは、天皇家の成立ちと日本という国家の存…
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞