日記
の記事一覧
-
ストリート・ビジネスの一番はなんといっても、観光客目当てのキャッチ・セールスだ。 ひところやたら眼についたロマ達の、ユスリたかりは、ロマの国外追放のせいかだいぶ沈静化した。 路上のキャッチ・セールは…
-
ふたつ悲しいことがあった。 ひとつはモンマルトル墓地の椿姫の墓が荒らされていたこと。 オペラの椿姫には実在のアルホォンシーヌ・プレイシスという高級娼婦がモデルになっていた。彼女は20歳にして早くも…
-
カンヌからパリへ戻ってきたフランス人の友人が嘆いていた。 日本には黒沢や小津といったビックネームがあるのに、あのテイタラクはなんだ。ジャパンデーには、日本映画の文化がまったくなかった、と怒っていた。…
-
オペラ・ガルニエのバレエと、オペラ・バスティーユのオペラはなるべく観るようにしている。 なぜならパリ・バレエもオペラも圧倒的に新しいし、時代とともに生きているからだ。 モスクワのボリショイも、ウィ…
-
フランス人ほど、愛に率直で、愛に従順な人々はいない。 だから愛の情景はそこら中にあるし、毎日は愛の時間を中心に回っている。愛こそが人間の真実だということを、子供から老人まで知っている。 それ故よなよ…
-
「あなたたちの好みはともかく、今年のHOSHINOさんは絶対連れていくべき。」というスカーレットのママの意見で、ブローニュの入口まで連れていかれた。 緑の森にあったのは、光のなかに浮かぶ3600枚の…
-
オペラ通りの地下鉄ピラミデの出口から直ぐのところにに、本のジュンク堂がある。パリの日本人にとって故郷のたよりに触れる貴重な情報スポットである。 ジュンク堂には、週刊誌からファッション誌、建築雑誌と…
-
この度 LOUVREでの ART SHOPPING 2015 にあたって、いろいろな皆さんの世話になった。 先ずBIKENの山端、平部さん 飾り込みから撤去までご苦労さまでした。 ベルギーから駆け…
-
五点の作品がパリへ行くことになりました。① エッフェル塔の誘惑② ギマールの残照③ 窓はいつも閉まっていた。④ ユトリロの見える薔薇の館⑤ ロートレックの歓び いずれも写真における新しい絵画志向…
-
FIFA幹部らの逮捕劇続く。 国際サッカー連盟の副会長2人を含む7人が贈収賄の疑いで逮捕された。ワールドカップ開催地をめぐる招致不正疑惑が発覚し、スイスの司法当局がアメリカのリンチ司法長官の要請に答…
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞