日記
の記事一覧
-
褒めて伸ばす。褒めて育てる。褒めて使う。褒めるという行為がこんなに世の中に跋扈するとは思わなかった。 私いままで怒られた経験はありません、成人女子が当たり前のように発言する状況に、何度戸惑ったことか…
-
幸せの赤いパンツが、ブームを呼んでいる。 赤いパンツの専門店、巣鴨地蔵通りに四つの店を構える「マルジ」は大変なことになっていて、ご希望の品生産が間に合わず品切れ続出でお詫びの日々と報じられている。 …
-
左に東京タワー、右にアメリカ大使館を望む病室で幾日かを過ごした。 ひさしぶりの入院だった。眼科である。 年齢から見ても、とうにやらなければならなかった手術だが、不便を感じることもなく日常過ごしてきた…
-
四方の景色が真っ白になると、はるか彼方から神楽唄が聴こえてくる。 伊那谷を下って南アルプスを超えると、遠山の里に至る。遠山郷は南アルプスの山影にひっそりと生き続けている限界集落でもある。人々は遠山川…
-
大和言葉の教室や本がブームになっていると聞いた。 あまりにも乱雑になった若者の言葉や、英語圏からの言葉の襲来に耐えかね、大和の国の逆襲かもしれない。 すべて記号化することが素晴らしいという風潮に対…
-
軒先からツララがすだれの如くにさがっている。5.60センチほどもあろうか。 真冬日が続く軽井沢ではさほど珍しいことではない。つららをとおして見る白樺の林は実に美しく、雪国ならではの至福の情景である。…
-
ディーン・フジオカという俳優のインタビューを見て、久しぶりに本物の役者に出逢えたと思った。 思慮深く発られる言葉と温和な表情は、日本の良き家庭や環境を思わせるものだった。ところが、千葉で育ってカナダ…
-
9.11に始まった世界的なテロ、キリスト教圏とイスラム教圏の争い、世界中に広がっている自然災害、大地震、大津波、そして原発事故そうした不安定な世界に比例して拡大してきた気休めが、「チャリティ」と「ボ…
-
SMAP解散に始まった報道は、木村拓哉と4人組の対立に発展し、結局ジャニーさんへのお詫びから、番組でのファンの皆さまへの感謝とお詫びで一件落着となった。この間総理大臣の所見発表やら地方創生大臣の見解…
-
今ごろは新幹線で長野へ行き、更に乗り換えて篠ノ井線で松本に向っている筈だつた。ときならぬ雪のため、あちこちの鉄道がとまり、高速道も閉鎖されている。 松本では、恒例信濃毎日新聞社主催の芸術文化パーティ…
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞