日記
の記事一覧
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キャデラック、ムスタング、リンカーン、シボレー、ダッチ……若い頃憧れたアメ車だ。あの頃もてる為の小道具として必要条件だったような気がする。頭をポマードでかため、ロックンロールの音量をいっぱいに上げ、…
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橋本知事が小中学校への携帯持ち込み禁止を提案した。大賛成だ。携帯が必要な子供のライフスタイルなんて考えられない。携帯を持たせないと不安だという親のほうがよほど不安である。携帯を手にした子供は、ただち…
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ローマ法王ヴェネディクト16世が怒っている。「消費社会のなかで、クリスマスは商業主義にまみれてしまった。」なにげにつけたFM軽井沢でさえ「石垣島のクリスマスってどんなですか」「……」「やっぱりケーキ…
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つい最近発表された流行語大賞だが、もはや話題にもならなくなっている。「アラフォー」といったところで、だれも流行語だとは思っていない。40代のオバサン相手に商売を仕掛けようという魂胆がみえみえのマーケ…
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やっと熊が射殺された。雲場の池で観光客を襲った熊ではないらしい。この町では送迎バスに大きなクマの絵をかいて走っているホテルがある。そのホテルはベア・ドッグとかいう熊追いの犬を連れてきて、この犬さえい…
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祇園甲部に新しいお茶屋ができた。売っ妓の芸妓さんが作った当世風なお茶屋さんだ。従来のお茶屋さんであれば、玄関から廊下を通ってお座敷へと云うところだが、その辺が少しばかり異なる。 まず玄関で三つに分か…
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早稲田も慶応もシロガネーゼもみんな大麻にはまっているという。麻薬ってそんなにいいの、つい聞きたくなってしまう。 30年ほど前、ロスアンゼルス、ベルエァにあるプロデューサーのホーム・パァーティに招かれ…
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気がつけばタレントから総理までお馬鹿でなければ勤まらない世の中だ。 スザンヌは不動の第一位を獲得し、上地雄輔は牙城に迫り、里田マイも木下優樹菜もつるの剛士も、テレビは足をむけて寝られないほどにそのオ…
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芸術は精神を、スポーツは身体を浄化する。カタルシスのためのスポーツは、ロス五輪以来、金まみれとなり金儲けのツールとなってしまった。星野仙一は「ホシノ・ジャパン」を版権登録しようとして未遂に終わったし…
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80から90年代の音楽界を沸かした小室哲哉が詐欺師として捕らわれた。そもそも彼は芸術家ではなかった。カラオケで目立ち、クラブで踊りやすい商業音楽の達人だった。言い換えれば音楽の電通のような男だし、彼…
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞