日記
の記事一覧
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デザインのプレゼンテーションを受け、検討しなければならない機会がままある。近頃のデザイナーは、自分の作品であるにもかかわらず「作品」といわず「データー」「データー」という。推測するにパソコンで作業し…
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長門裕之という芸人は嫌いではなかった。役者としての個性が貴重だということもあるが、なんといっても沢村国太郎を父に加東大介、沢村貞子という親戚をもった役者の血に芸の虫を感じていたからかもしれない。がこ…
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「僕はどうしても女性のパンツ・スタイルは好きになれない。」といっていた芦田淳先生がついに説をまげて、新しいシルエットのパンツを発表した。2010 S/S COLLECTIONでのこと。名ずけて「ボン…
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定刻、朝礼にでてこない。局長の訓話、部長のプロジェクト発表が終わった頃ゆうゆうと出社、どうしたと咎めるとすこしも悪びれず「電車が混んでたんで駅待ちしてました。」「朝礼終わったんですね。僕はいいっすか…
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マスコミや舞台関係の仲間のほとんどは、何時あの世からお呼びがあっても不思議はない年齢になっている。ときならぬ時間に突然電話がなり普段あまり親しく付き合ってもいないのに「何某が亡くなったよ。でお通夜はど…
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このタイトルの著者が、ときの社会民主党党首福島瑞穂先生ときいて腰を抜かすほどおどろいた。なにしろ今をときめく民主党内閣で、獲得した大臣の椅子が「少子化対策担当大臣」、ご自分のなかで書かれた本との主旨…
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このキャッチは軽井沢アート・コントラーダ2009のポスターとチラシのために考えられたフレーズだ。メインタイトルは「浅間山発ヴェネチア行き」。戦後の前衛美術を岡本太郎らとともに切り開いてきた池田龍雄の…
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畳に座った賢婦人から、フローリングのキャリア・ガールに変ってもいまいち克服できなかったのは、ちょっぴり太めの二本足だった。日常動作に深く染込んだ日本的な立居振舞こそがその犯人。ところがこの礼儀作法か…
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消費者にものを買わせる基本のワザとして、長いことAIDMA(アイドマ)の法則を守れと云われてきた。AはATTENTION、まず消費者の注意を引く。IはINTEREST、興味をもたせる。そしてDはDE…
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働く女性のあいだで今ちょつとしたブームを呼んでいるのが、ポール・ダンス。新しいエクササイズであると同時になによりセクシーなのが人気の理由だそうだ。舞台中央に立てられたステンレス・ポール、この一本のポ…
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞