日記
の記事一覧
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同じ痛み知って同じ優しさ持ちよった/100%勇気もうがんばるしかないさ/指をからめ握りしめて歩き出そう/歩みだす勇気抱いて/絶望のなかに光さがして/とおくにいてもこころはひとつだよ/つないだ手と手に生…
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ひさしぶりにウィーン交響楽団のニューイャー・コンサートを聴いた。 楽友協会ホールでのこのコンサートは、毎年全ヨーロツパへ同時中継されるので、軽井沢で聴いていてもパリできいていても、新しい年を迎える気…
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久しぶりに師走晦日の東京へ行った。 軽井沢へ移り住んでから、年末年始は京都か軽井沢と決まっていたので、晦日の東京を訪れたのは何年ぶりのことだった。 東京駅について驚いた。 キャリー・バックをひきずる…
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この秋、枯葉の舞うモンマルトルのロケハンにかかわった。玩具の電車のようなプチ・トラムが走り、タクシーが行きかう表通りから、一歩裏の道や横の道にはいり、ユトリロのモンマルトルや、ロートレックのパリを探…
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「トリプル・サルコ! ダブル・トウループ! ダブル・トウループ!」「ダブル・ループ!」「ダブル・ルッツ」どや顔ならぬドヤ声でいちいち喚く。テレビに映っているのだから、映像に写っている技術のタイトルはい…
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軽井沢の友人の葬儀に伺った。お寺さんではない葬祭専門会場での音楽葬であった。多分故人が生前に愛してやまない音楽が会場に流れていた。故人は音楽教育に一生を捧げてあの世に旅立った。 お焼香をすませ、会葬…
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「成田屋!」「音羽屋!」「山城屋!」大向こうから声が掛かる。歌舞伎ならではの空気が劇場全体を支配する。オペラのブラボー隊とは根本的に異なる。いろいろな声の掛け方があり、芝居を盛り上げ、役者をたて、観…
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京都南座の顔見世興行に行ってきた。劇場正面に役者看板「まねき」が上がると、京の町も師走を迎える。なんとなく忙しく、町行くひとの背中、芸妓衆の足元にもいつもと違った気ぜわしさが見える。 幕開きは一年の…
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ヴェネチィアの運河沿いにあるとあるホテルのテラスで、運河に写る月のゆらめきを意味もなく見つめていた時、電話のベルが鳴った。このクラシックなホテルに滞在するとは誰にも言ってこなかったので、外線の筈はない…
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ねぇ、このフィギィアの大会どこでやってんの。テレビの画面をみていてもよく分からないようだ。カナダじゃなかったかなあ…だってスタンドの広告、日本語だよ、そうか、じゃ名古屋辺りかな。生返事をする。うーん…
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞