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の記事一覧
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「わきまえない女」が話題になっている。 女に限らず男でもわきまえない人々が急増しているような気がする。 この場合のわきまえないは、性差別のことではなく、社会に対して自己の立ち位置みたいなものについて…
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個人情報の掛け声のなかで、とんでもない人々が増殖している。 コミュニティの意識が欠落しているうえに、社会人の責任感がまったくない。地方自治体の議員に立候補するのに、居住実態のないウソの住所を登録し、…
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“ 風花へ しゅぱん しゅぱんと ゴム鉄ぽう 森口瑤子 2021冬麗戦大賞 素直で瑞々しい感覚があふれている。いかにも森口瑤子らしく鼻のあたまを赤くして、降り始めた雪ん子に向かってゴム鉄…
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オリンピックの魅力も色褪せ、いまやオリンピックは開催しなくていいという人が、過半数をこえたといわれている。 どんなに優れたアスリートも、コロナの前ではひとたまりもなく、肉体の脆さをまざまざと見せつけ…
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高嶋ちさ子の破壊的な率直さ、物言い、豪放磊落ともいえる個性は、いままでみられなかった魅力である。 彼女が出ていると爽快さがみなぎり、まわりの男たちに負けない頼もしさが広がる。いかにも業界人といった父…
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ちかごろ不思議なメークをした若者を見かける。 名前はMATTとか、NOLAとか、ユースケとか、日本人をかくしたいのか、それとも異人種なのか、名前ではなにも分からないのが特徴である。 こうしたセカン…
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梅沢冨美男と夏井先生のやりとりが面白く見ていたが、最近では少しこちら側の視点が変わってきた。 芸能人のなかの意外な才能を発見する楽しみも、回を重ねるごとにマンネリとなり、水彩の才能などに登場するモデ…
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スポーツ系政治家は多い。 総てがとは言わないが、選挙の票集めに利用されていることだけは確かだ、と誰もが思っている。 古くはヤワラチャンから、競輪選手まで、あらかたそうした代議士さんたちである。 「立…
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寺山修司に再会した。 中田喜直没後20年の記念コンサートで、かってお二人のつくった作品「男と女のモノローグによる詩的オラトリオ・木の匙」の演出としてのこと。 喜直先生の作品とは昨年真理ヨシコ・コンサ…
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大名跡4代目坂田藤十郎さんが亡くなられた。 筆者は同じ年齢だったので想いは多く、芝居は勿論のこと、天下にとどろく艶名、若き頃の勉強ぶりなど、やまほどの敬意と思い出がある。「一生青春」を座右の銘に、晩…
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞