東日本大震災、怒りの告発。

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 連日の震災報道に、もつてきばのない悲しさで胸がつまる。なんど繰り返し見ても、涙がこぼれる。涙のぶんだけ怒りが湧いてくる。怒りのいくつかをあげてみよう。
 ①斑目春樹原子力安全委員長…想定外をくり返すデタラメ委員長。水素爆発は絶対おきないと説明したその数時間後から次々と爆発した東大の原子力ボス、「結局は金」とほざいた想定外な男。
 ②東電・勝俣会長、清水社長…「法律の枠組みのなかで補償に努力いたします。」バカにもほどがある。法律を超えたとんでもない事故を起こしたのはアンタ達だろう。想定外な無責任。
 ③大臣ゴツコの菅直人…すわ一大事とばかり、大臣製造に走る。蓮舫節電大臣、辻元ボランティア補佐官、あと3人大臣が欲しい。亀井静香曰く、「バカ+バカはバカ」。
 ④震災現場中継の女子アナ達…「大変ですねぇ。今一番なにが欲しいですか?」見れば判るだろう。何もない処から生活を立ち上げるのに何が必要か。想像力と愛情の欠落。バカ女の見本帳。
 ⑤テレビ・カメラを従えて被災地に乗り込むタレント一同…はるな愛、コロッケ、小泉進次郎、さあこれから慈善活動しますからテレビで見てね。芸人の浅ましさ丸見え。黙って被災地にいったのなら美談。災害を売名に利用するな。これからジャニーズ・タレント打ち揃って義援金集めします。取材カメラはお申込みください。テレビ局とのマツチポンプ。
 ⑥がんばろう日本!日本の力を信じてる…あんたは何処の国の人かと聞きたくなる。テレビも雑誌もやたらガンバロウ・コールが多い。言葉が軽い。サッカーの応援なみにホッペタに日の丸かいてコールする。
 被災地の人々は妻を失い、子供を失い、家族を失い、家を失い、仕事を失い、町を失って絶望の淵に立っている。明日からどうして食べていったらいいのか。金もない。人生そのものを失ってしまった。もうすこし生きることの厳しさと重さを訴えられないものか。メディアという産業があまりにも軽薄なのだ。


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プロフィール

星野 和彦

Kazuhiko Hoshino

1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表

作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞


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