東京・名古屋・大阪それぞれに1000人の男性に聞きました。という調査結果である。webデザイン、IT資格検定などは当たり前の時代の流れ、使える女を求めているという点で昔も今もあまり変わらない。ヘアメイク、ネーリスト、エステシャン、スタイリスト、頭のなかはファッションだけ、女性化した男性に多い。保守的な男にとってはホームヘルパー、手話、点字、のオケイコに励む女がキュンとくる。チャリティ活動、難民援助にも異常に反応をしめす。その前に難民そのものの自分の足元を固めたら如何といいたい。いずれの地域でも、ダントツの第一位は「マナー・フィニッシング」おじさん世代には耳なれない言葉だが、要は作法、常識らしい。家庭のしつけがない。学校の教育に期待できない。そこでキュンとくる女性のオケイコは「あなたの魅力を倍増させるマナー講座」「美人オーラ一粒レッスン」「生活常識全般を学ぶレギュラー・コース」となる。この国の若者たちが溶け出しているのが良く分かる。かってのオケイコ第一位だった「お茶」「生花」「書道」「日本舞踊」などは何処にも見当たらない。
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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