このタイトルの著者が、ときの社会民主党党首福島瑞穂先生ときいて腰を抜かすほどおどろいた。なにしろ今をときめく民主党内閣で、獲得した大臣の椅子が「少子化対策担当大臣」、ご自分のなかで書かれた本との主旨と整合しているのだろうか。それともあの本は「読んでなかったのよ」とでも言い訳するお積りか。子どもを産まない楽しみを追求してきた大臣に少子化対策など残酷な課題ではなかろうか。総理大臣が江戸っ子の洒落という訳も無く、産まないことに半生を捧げてきたこの大臣のお手並み拝見といこう。応援団はギャル系ママが支持する「アイラブママ」、オンナもママも全力で楽しみたい!最強ママブック、おしゃれも育児も命がけ、ママになってもギャルが私の生きる道、とばかり親子ずれの水着写真やら、盛大にもつた読者モデルの写真がずらり。少子化はお国の一大事とばかりに、肉食系ママがますます奮い立つような編集の工夫ありありです。政府はアイラブママに依頼して緊急発売「もう一人産みたい特別号」を創ってもらい全国無料配布したら、下手な少子化対策よりはるかに効果的ではないだろうか。
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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