臨月の撮影はおことわり!

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 臨月にはなにが起きるか解らないので、撮影はお断り。都内の有名妊婦フォト・スタジオ、テレビが取り上げたので、妊婦さんが殺到、ただいま受付を中止している。モノクロ撮影で3.5000円、データーが欲しければCD-Rを一枚3.000円で分けてくれる。スタジオのキャッチに「生まれてくるあなたに、そして自分に生命を感じるこの体を記録したい。」歌手hitomiの妊婦ヌードがきっかけとなり、一般女性が突然、妊婦ヌードに目覚めてしまった。「ホラ!ミテミテ!」といった気分で、まん丸く膨れ上がったお腹やたわわになったバストを自信たっぷりにまたは崇高に露出する。なかには旦那もいっしょにきて二人ヌードになるという。「女性の美しさ、強さ、生命の尊さを表現」と解釈する向きもあるが、「お腹の子が大人になったときに見せたい。」それってだから孝行しろっていうこと?女心は色々なのだ。芸能人はビジネスチャンスとばかり妊娠公開するが、上手くいったら出産前以上のビジネスになりますよ、とマネージャーは口説くらしい。でも周辺の男性群は「母親の裸はみたくないよ。」はて芸術なのか、記録なのか、興味なのか、頭を冷やして考えてみよう。


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プロフィール

星野 和彦

Kazuhiko Hoshino

1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表

作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞


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