男の勝負パンツ?

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 勝負パンツというのは、女性専用だとおもつていたが、いつのまにか男性のための勝負パンツが登場していた。デビュー会場は原宿東郷神社、無敵東郷元帥にあやかったのか、発表後はweb上であっという間に売れてしまい、目下増産中とか。
 このSAMURAI UNDER WEARの主力商品は「甲冑パンツ」、徳川家康モデル、織田信長モデル、直江兼続モデル、上杉謙信モデル、の四タイプが先行し次々と戦国武将に拡大、伊達政宗、武田信玄、豊臣秀吉、真田昌幸、そして組合のみなさんには森蘭丸モデルもある。デザインは鎧兜をテーマにしたロングボクサーが中心、綿60%ポリ35%ポリウレタン5%で履き心地の良さそうな仕上がり、面倒見のいい女性のためには「包帯パンツ」という不思議大好きのパンツもある。戦国武将好きの歴女がターゲットだという。勝負時のイニシャティブは完全に女性の手に握られたということか。このたくましくダイナミックなデザインがかもすのは、あわれな男たちへのオマージュか、はたまた叱咤激励か、時代が産み落とした仇花に違いない。


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プロフィール

星野 和彦

Kazuhiko Hoshino

1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表

作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞


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