といっても、男性ではない。近頃の女性の話だ。ひとり飯、ひとり酒、など「ひとり○○」がはやっているそうだ。ひとり寂しく飲む酒は…といった歌謡曲の歌詞とはまったく無関係に、お気に入りの酒や焼酎を誰に遠慮することなく、心ゆくまでひとりで飲むのが至福の時だという。叔父さんたちは勘違いして「おい、そこのさみしい姉ちゃん」などと声をかけてくるそうだが、こんなに迷惑なうざったいことはない。
いま流行のカラオケヤでも、30パーセントはひとりカラオケ、みんなといくと気をつかうし、みんなが知っている歌やノリのいい曲を探すだけでも気がつかれる。ベッキーやコリン星が「ヒトカラ」つまりひとりカラオケ愛好者を宣言したのも流行に油をそそいだようだ。
かねがね行きたいとおもっていたフレンチ・レストランに予約を入れ、お気に入りのドレスを着て「ひとりデート」を楽しむ、セレブの新しいライフ・スタイルだという。旦那の知らない高級ワインをオーダーし、憧れのソムリエからテースティングを進められた時、私のなかのストレスはどこかにいってしまう。悲しむ男は共に食事したくなる楽しさを身につけるのが、努力目標である。
ひとり上手
コメント
1件のフィードバック
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初めまして。
私も、ひとり上手が好きな一人かもしれません。
ひとりご飯、ひとり酒、ひとり旅と、
赴くままにひとりで行動しています。
生活のほとんどが仕事に基づいていますので、
誰かと一緒に…と考えると、
中々、時間的に厳しいときが多々あります。
仕事が中心の場合はひとりが楽ですが、
でも、二人が中心になれば、
きっと二人が楽しくなるのでしょうね。
少子化が進む日本ですが、
一人だといつかはゼロ。
でも、二人だといつかは3になるんですけどね。
3はアーユルヴェーダでは、すごく縁起のよい数字で、バランスの取れた状態を表します。
3が増えるといいですね。
そんな気持ちになりました。^^
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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