やり場のない怒りでいっぱいだ。/志と情熱を受け継いでいきたい。/
アフガニスタンで殺害された伊藤和也さんのお葬式でのこと。ペシャワール会というNPO法人は、アフガニスタンの人々の心をどういうふうに理解しているのだろう。ロシアに蹂躙され、いままたアメリカに侵略されて、とにかく「外国人を追い出せ」というイスラム神学生タリバンの旗がまったく理解できていない。農民の理解をえていたという耳障りのいい言葉で日本人は出かけていくが、決して心から歓迎されている訳ではない。彼らにとって日本人はアメリカに追随してやってきた異教徒なのだ。イスラム教徒にとって、キリスト教徒は侵略者以外の何物でもない。この戦いをアメリカはテロと決めつけるが、彼らにとっては「ジハード」聖戦であり、レジスタンスなのだ。世界の警察を名乗ってはるか中東にまででかける戦争国家アメリカには困ったことだ。アメリカの軍需産業は、たえず戦争をしていないと弾薬兵器の売上がのびないが、こんな迷惑な話はない。日本の政治家もすこしは頭をひやして欲しい。
イスラムのジハード聖戦を考える
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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