ハバナ症候群の犯人は何処の国？

　最近では東南アジアを歴訪したカマラ・ハリス一行が襲われた。
　マイクロ波による磁性照射の人身攻撃だといわれているが、たしかなことはわからない。
　一行の飛行機の操縦士が狙われ、スケジュールが混乱したと伝えられている。
　事件はキューバの首都、ハバナ駐在のアメリカ外交官が襲われたことから始まった。ハバナ症候群とよばれている所以である。
　外交官２００人あまりが、めまい、吐き気、頭痛、倦怠感などに襲われ、業務執行ができなくなったというのだ。さいわい回復も早く重大な事故に至らなかったそうだが、ドイツを始め世界各地のアメリカの政府関係者が襲われている。

　シンガポール、ベトナム、インド、キューバ、ドイツ、コロンビア、オーストリア、中国、アメリカ(ワシントン)などに被害がおよんでいるという。ワシントンでは、CIA関係の半数、国防総省では６０人ちかくが被害を訴えた。
　この事態にホワイトハウス国家安全保障局が解明に乗り出し、分析調査中というがまだ決定的な結論はでていない。
　米国科学アカデミーの報告書では、マイクロ波による指向性パルス高周波エネルギーによる攻撃といわれるが、何処の誰が実行しているか、その究明にたっしていない。
　科学の進歩はあらゆる場所、あらゆる時に、戦争の危険が潜んでいる。
　憲法９条さえ守っていれば安全というこの国のリベラル派は、ほとんどおとぎ話の世界に生きている。