川勝知事この人は余程日本を困らせたいのか。それとも日本が潰れればいいと考えているのか、とにかく屁理屈をこねまわして反対反対を繰り返す困った知事である。
問題はリニア東海道新幹線、超電導時速500キロメートルで走行するこのシステムに対し、なんとか中止させようと次々と無理難題を吹っかけてきた。
リニア工事により大井川の水が少なくなる。地下工事で漏れた湧き水を一滴ももらさず大井川に戻せ、と強硬姿勢なのだ。
大井川の水は県民の水だ、だから一滴たりとも他府県にながれることがあってはならない。県民の命の水を守る義務がある、と胸をはる。なるほど立派な主張なのだが、これにはダブルスタンダードの選挙向けスローガンの臭いがする。
そもそも静岡県内にリニア新幹線の駅がない。大井川上流域の地下を通過するだけ、それは当然なのだ。第二東海道新幹線として東南海トラフ大地震にたいする対策としてのバックアップという必然性がある。まずこのことが川勝知事には気に入らない。
大地下をかすめて通過するだけのリニアに嫉妬しているという話がある。それに対し対策をたてたJR東海はあれこれと提案するも、川勝知事はかたくなに拒否を重ねてきた。
ならばとJRが考えたのは、さらに上流部における東電の発電から山梨側に排水されている大井川の水である。この水を静岡県側に流せば、万が一リニアのトンネルによって若干の流水が発生しても、遥か多くの水量が静岡にながれるとこの程提案した。
東電の責任者をともなっての提案を川勝知事にしたのだ。なんとかかんとかケチをつけてきた川勝もこの提案には困った。次の反対の理屈を一生懸命かんがえているのだろう。台風15号の折、静岡清水区で断水が発生したが、この人は自衛隊の緊急出動も発出しなかった。とにかくやることが滅茶苦茶で性格破綻をきたしている。
小池百合子といい、玉城デニーといい変な知事が多いのは何故だ。東南海トラフの危機についてNHKは連日放送している。現実は眼の前に迫っている。第二新幹線建設にいっこくの紆余も許されない。
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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