英国の桜井よしこ、リズ・トラスの失敗

　圧倒的な可愛さとキレイさをもつ英国のエース、トラス首相が失敗した。
　サッチャー首相、メイ首相に次いで３人目の女性首相として成功することを願っていたが、見事不勉強の罠に落ちた。
　中国、ロシアに対してかねてから否定的な発言をし、セクシャリティ、ジェンダー問題などにも、大衆のファショナブルな行動、運動について反論を展開していた政治家だった。
　オックスフォード大学では学内自由民主党党首をつとめ、見識とともに１６５センチの容姿とイギリス人には珍しい可愛さで、オックスフォード開学以来の人気だったとつたえられる。
　ソーラーパネルを「景観の害悪」と断じ、太陽光パネルは商業施設の屋上にのみ許可し、自然を覆うことは絶対にしてはならないと主張してきた辺り、何処かの国の環境大臣や知事さんとは根本的に異なる美意識をもっていた。
　欠点は経済だった。コロナ、ウクライナへの侵略から発生したインフレ、エネルギーコストの高騰をまえに、うっかり減税を行うと宣言、このことから経済の混乱を呼び、結局収集つかなくなってしまった。中国とロシアにやられてしまったのだ。
　イギリス政界でもこのままトラスを腐らせてしまうのは、国家の損失だという識者もいるようだが、もう一回り大きな世界観をもって再登場してくれることを期待している。