そんな現実があったとは、信じられない。
日本を守るため日夜訓練に励んでいる航空自衛隊から、滑走路の使用料を毎回徴収していた。
もっと呆れるのは、空港の営業時間は朝7時から午後10時までだから、時間外の使用料は別途に申し受ける。
「国家有事のさいでも離着料はいただきます」何という言い草、世界中探してもそんなあきれ果てた事実はみあたらない。
犯人はあの愛知県である。愛知トリエンナーレ展では、天皇陛下をもやしてみたり、少女慰安婦像を展示したりして、日本を貶めることに熱心なあの愛知県が犯人である。
そも国が名古屋空港を自衛隊に移管しようとしたとき、そんなことをしたら自衛隊の権限強化につながると反対論を展開し、中国や韓国の代理人のごとき発言で、県管理にしたのが愛知県であった。が県は航空管制も消防機能も確立することが出来ず、使用料だけとって管理業務は自衛隊まかせが現実、こんな例は世界中どこをさがしてもない。
隣の自衛隊小松基地は物資輸送、緊急救援を主たる任務とした機能をもっている。第一航空輸送隊がC130輸送機やKC767空中給油輸送機をつねに待機させ、訓練に励んでいる。滑走路だけが変則的な管理体制で、国を守るのにいちいち金を払って使わせていただくという不条理なことになっているのだ。
緊急時の災害支援物資を届けなければならない拠点なのだが、そんな時でも滑走路使用料一金三十万円なりを払って活動しているというからますます呆れる。
名古屋に災害が起きたら、自衛隊出動は金銭交渉してからやればいい、という暴論もあるがまずは政治の力でこの変則をただし、お国を守る活動にいちいち使用料を請求するようことは、止めさせるべきだ。
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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