消費者が気が付かないように密かに値上げするのを「ステルス値上げ」という。
価格は据え置いたまま、重量、容量を減らして実質的な値上げを実行する。
せんべいが18枚から16枚に変わっている。
チョコレート・ボールが12個入りからいつの間にか10個入りになっていた。
ポテチはそっと5グラムずつ内容量を減らしている。
ステルス値上げについてのメーカーの努力は、なんともいじらしい。
原材料の値上げラッシュをユーザーに意識させずに乗り切りたいという根性が読み取れる。
ステルス値上げについてとやかく言う外野はいるが、放おっておけばいい。
人間100年ステルスだらけである。
ステルス化粧、ステルス・ブラ、ステルス大学、ステルスアイドル、……世界は押しなべてステルスでできている。
ステルスに対して怒るより、プーチンに対して怒った方がいいかもしれない。
ステルス値上げについて
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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