慰安婦詐欺清算連帯を注視する

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 韓国歴史文学のなかでもっとも彼らが愛する貞女の物語「沈清伝」を国際劇場で一か月間上演、演出したことがあった。
 第一回ソール・ハイファッションの演出を担当したこともあった。
 縁あって韓国の人とも色々とお付き合いしたが、今では全く醒めている。
 悪意に満ちた少女慰安婦像 が世界中にばらまかれ、全く存在しなかった軍艦島徴用工のでっちあげ等、昔の朝鮮、韓国にいささかの愛情を持っていた人間にとっては、今日の一部韓国人の振舞いは全く共感できない。
 韓流映画にも興味がもてないし、BTSが人気ときいても、ああそうですか、と答えるのが精一杯である。
でもようやく微かな希望もでてきた。
 「赤い水曜日 ……30年間の慰安婦歪曲」を書いた韓国国史教科書研究所所長金栖憲氏、を中心に、慰安婦詐欺清算連帯・朱玉順代表が今年一月韓国市民団体として発足した。
 団体は先ずドイツに飛び、ベルリン市ミッテ区の公園に設置されている慰安婦像の撤去を目指して活動を開始すると伝えられるが、ベルリン市議会と現地韓国系市民団体コリア協議会の二つの団体に説得を重ねねばならないという。
 日本人としては、全世界にばらまいた200何ん十体の少女像を全部なくしてくれること、それを実現してくれることが和解の第一歩、やれ芸術だの何だのと屁理屈をならべるが、反日キャンペーンのシンボルであることには変わりない。とにかく韓国人の屈折した被害意識とは付き合っていけない。


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プロフィール

星野 和彦

Kazuhiko Hoshino

1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表

作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞


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