「生徒に対しわいせつ行為を行った教師が、引き続き教師をしている」こんな現実があるということが、信じられない。
一般人は馘にして復職の道を断てばいい、と単純に考えるが、そんな簡単なことではないようだ。
現行の教員免許法では、わいせつ行為などで免許を失効した者も、3年たてば再取得できる。 文科省はそうした前科者の免許再取得をできないようにする法改正を検討したが、「職業選択の自由を保障する憲法」のまえに断念したと伝えられる。
法律は変えるために存在するという視点にたてば、そんな憲法変えてしまえ、といいたいが、第九条絶対信者のごとく何がなんでも変えるのは反対という、思考停止状態の教育関係者があちこちにいるらしい。
長野県は子供に手をだしたいロリコン教師の温床といわれてきた。
淫行防止条例ができたのが2016年というから、つい最近まで長野はロリコン先生の天国だった。教育県を自称しながらそんなことすら出来なかったナガノ県ってなに?
生徒が被害を訴えても、加害者の教師が否認すれば免職は免れ、停職で済んだというから天国に違いない。
かくて「教員による児童生徒性暴力防止法」が四月から施行されることになった。
しかるに文科省は逃げて各教育委員会に再授与審査会が検討し、原則全会一致で認められ始めて教員免許再取得が認められるという形になった。複数の医師による診断書、復職を求める嘆願書、被害者への謝罪書、損害賠償の自己申告書、これらをまとめて提出するのはわいせつ教員側、これらを各教育委員会の再授与審査会が検討し、原則全員一致で認められて初めて再取得が許される。というなにやら面倒くさい手続きとなった。ここでも児童の安全を憲法が邪魔している。
追放できないワイセツ教員
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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