マスクと防護服をいち早く中国に贈って、鼻高々だった小池百合子都知事が再び親中策に乗り出した。
今度は脱炭素再エネブームに乗って、我こそは先駆者とばかりにとんでもない条例を制定しようと画策している。
「都内新築一戸建て住宅には、すべて屋根の上に太陽光パネルの設置を義務ずける」というアキレタ条例制定に意欲的だと伝えられる。
化石燃料も原子力も使用せずにお天道様だけで電気がつくれるという子供ダマシの神話をばら撒いて、選挙運動のスローガンにしようという魂胆がみえみえなのだ。レジ袋で地球を救うといった馬鹿大臣もいたが、小池百合子の企みは同時に中国にも恩を売ろうという下心がミエミエ。日本の政治家としては困った存在である。
太陽光パネルの80パーセントは中国で作られている。
しかも新疆ウィグル自治区、アメリカでは昨年6月に税関国境保護局(CBP) からパネル製造している合盛硅業が輸入差し止めになり、米国商務省産業安全保障局からも国家安全保障の懸念のある企業にリストアップされている。つまり習近平政権によるウィグル人ジェノサイト、強制労働のもとで太陽光パネルが作られているのだ。
ウィグル人弾圧の尻車に乗って、東京中の民家の屋根にソーラーパネルを乗せようという恐ろしい企みである。
ソーラーの売電価格は不安定で現在は半値になっている。パワーコンディショナーの問題、さらに南に向けて30度という制限もあるし、緑があると発電量が落ちるので廻りの樹木はきらなければならない。さらにメンテナンスの問題、保険料、地震による被害、屋根そのもののメンテとの関係など決して推奨すべき発電には至っていないし、ソーラー業者の倒産をみれば、勧められる発電になっていないことが良く判る。
ソーラーに金を使うなら、家の断熱性能、気密性能に金をかけたほうがいいという専門家もいる。
小池都知事のソーラーパネル
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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