アメリカ副大統領カマラ・ハリスの評価急降下で、バイデン政権にとって頭痛の種になっているそうだ。
当初、バイデンは半身不随だが、二十歳も若いカマラ・ハリスが副大統領でいれば、希望の民主党政権になると言われた。ところが現実は逆方向で、いまやカマラ・ハリスはバイデンのお荷物になっている。
アメリカのサッチャーになると期待されたが、任された不法入國者問題について何もせず、NBCテレビの司会者から「何故貴女はワシントンからすぐ行けるメキシコ国境地帯に足を運ばないのですか」との質問に、取乱し怒りを爆発させ言訳にならない言辞を繰り返して、全米の批判をあびた。補佐官たちへの管理もやかましくここ数週間で広報部長らふたりが辞任、かっての田中真紀子外務大臣や、小池百合子都知事にみるスタッフへの不信、首切りによくにている。
女性政治家への待望論はオリンピックを機に、この国でももりあがっている。
政治におけるジェンダー差別をなくすことは大賛成だが、員数合わせにも見えるオリンピック担当相やコドモ省を創ろうという視野の狭い女性大臣ばかりでは当惑する。軽井沢あたりの町会議員でも女性議員の語るのは、圧倒的に子育て、環境、福祉、大局的な都市や文化について語るひとは圧倒的にすくない。
大局的な世界観をもち、国際政治への問題点や外交国防について頼むにたる認識を示しているのは、高市早苗政調会長位しか見当たらない。
バイデン贔屓のCNNテレビすら、最近ではハリス副大統領のことを「機能障害」と断じ、ウォールストリート・ジャーナルも「ハリスへのパニック」と題して民主党内に重大な懸念が生じたと報じている。バイデンの次はハリスと言われた女性大統領への期待は完全に消滅したのだ。
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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