習近平の勲章大発注

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 最近気になっていることがある。
 メディアは報道していないが、石平さんのレポートである。
 一時、Net上に流されたが直ぐに取り消された、習近平政権による来年の「勲章発注情報」である。なんらかの手違いで表に出てしまったのだろうが、中国政府はあわててこの情報をブラックアウトした。
 2021年まで習近平政権の戦功勲章授与はほぼ一定量で安定していた。
 ところが2022年度の発注分から、軍人・兵士に対する戦功勲章の発注量が急速に増えたというのだ。
 特級戦功英雄勲章は、3から10へと三倍に、一級戦功英雄勲章は3から20へと7倍に、二級戦功勲章は3から30へと10倍に、一等戦功勲章は10から50へと5倍に、二等戦功勲章は50から200へと四倍に、三等戦功勲章はナント100から12000へと120倍、四等戦功勲章もナ、ナント200から24000個へ120倍の増量発注されたというのだ。
 下級兵士のために24000個の勲章が用意されたその意味を考える必要がある。近い将来それだけ下級兵士への需要がふえるという事実はなにを物語っているのか。その何倍もの犠牲なり傷害の発生を予期しているとしか考えられない。
 この情報は、ミサイルを何百個つくったとか、上陸作戦演習をしたとかいう情報よりも、何倍も恐ろしいリアリティのある情報である。
 台湾はもとより、日本の国土である尖閣諸島にとっても、領土拡張に狂奔する習近平政権ほど困った存在はない。サーズ、コロナ、ときて今度は革命完成を掲げて周辺諸国への戦争準備ではたまらない。
 こうした現実をまえに、立憲民主次の党首候補はひとりも、日本を守ること、隣の領土拡張主義について、全く触れない、という体たらくである。


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プロフィール

星野 和彦

Kazuhiko Hoshino

1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表

作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞


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