このところ世界中で神父さんの性犯罪が告発されている。
フランスではこの70年間3000人の聖職者によって一万人以上の子供が性被害をうけていた。 いままでは性犯罪を犯した神父の移動や、被害者の沈黙により表面化しなかったのが、映画「グレース・オブ・ゴッド(告発の時)」などの影響をうけ、信者といえども発言するようになった。
日本でもイタリアに本拠をおく修道会 サレジオ会の運営する児童施設て゛9年間のあいだ性虐待を受けていたと、竹中勝美さんが告白、高三明長崎大司教が深々とお詫びに及ぶ報道があった。
ザビエルの来日以来聖職者への信頼が醸造されているこの国では、神父さんの人格についてマイナスのイメージはないが、1589年の秀吉による「伴天連追放令」は何故だったのか考える必要がある。
当時ポルトガル植民地だったマカオには、5万人の日本人奴隷がいたと記録されている。これを知った秀吉が怒り伴天連追放令をだしたのである。ポルトガルの富裕層はみな長崎の聖職者を通じて、日本の奴隷を入手していた。日本には貧富の差はあっても奴隷は存在しなかった。
神父の仮面をつけたバチカンの悪夢があったのだ。信長は見逃したが、秀吉は我慢できなかった。
第二次世界大戦後も、占領軍とともにやってきたのが国際基督教大学と、ホテルの枕元におかれた新旧の聖書だった。
都立高校には成績上位10番までの学生を基督教大学に推薦せよ、という命令がきた。政治の裏側にキリスト教ありの好例である。
神父さんの性犯罪
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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