年間100万匹の犬を食べる韓国

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 レームダックと化している韓国の文在寅大統領が最後の政策として打ち出してきたのが、「犬食禁止令」とは驚いた。
 いまでも多くの韓国人は犬食は暑気払いに最高と信じているというが、あまりいい気持ちはしない。
 最近、養犬業者と動物愛護団体の双方がデモを繰り広げ、養犬業者は犬肉の切り身に辛口のタレをつけて食べ気勢を上げ、愛護団体は犬の死骸を抱えて反対を叫んだと報道されているが、世界の非常識は韓国の常識とショックを受けた。
 筆者も犬猫に時間を費やし日々を過ごすほどのペット願望はないが、だからといって犬の刺身をたべたいとは思わない。
 人間とともに暮らす動物として、いささかの愛情はある。
 敗戦後、廃墟とかした東京の渋谷駅近く、渋谷食堂という名のオオバコの食堂があった。
 その食堂の裏にいくと、犬の首が山積みされているという噂が立ち、なんとなくその食堂を避けるようになった。空腹を満たしてくれる渋谷食堂のカレーライスより、眠眠のラーメンへと学生達は足を向けた。
 キャンパスでは犬食が論じられた。中国や韓国では犬食は当たり前、中国には犬食祭りまであるとウンチクを垂れる友人もいたが、日本の食文化には馴染まない派が圧倒的に多かった。
 敗れたウンチク派は、あのチワワは元々食用に改良された犬だと、捨て台詞をはいた。
 「犬肉はコラーゲンの塊で、お肌に良く、美人になれます」そんなチラシがまかれる韓国は、どうも好きになれない。  


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プロフィール

星野 和彦

Kazuhiko Hoshino

1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表

作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞


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