7月の軽井沢ぶんか組は「江戸と明治の見世物」です。
見世物とは、今でいうイベントとか興行といった類で、主に江戸の広場、たとえば浅草奥山、両国広小路等ににつくられたテントや芝居小屋を舞台に演じられていた庶民の娯楽です。
曲芸には、軽業、曲独楽、曲馬、奇術などがありましたし、女性だけの足芸などお色気たっぷりの芸もありました。
外国からは曲馬団や大サーカスが、アメリカ、フランス、イタリー、からと次々に来日し、なかには皇居吹上御苑にて、天覧大曲馬を演じたという記録も存在します。更に舶来曲芸、奇術、動物の見世物としては、巨象やらくだ、オランウータンといった珍しさが手伝った動物もいました。
フランス渡りの糸操りや日本古来のからくり人形など庶民の娯楽は百花繚乱の時代でもありました。
テレビやラジオのない時代、庶民は充分なお楽しみを持っていたのです。
こうした大江戸から明治への芸能娯楽を当時の錦絵、チラシ、ポスターなどを素材に楽しみたいと考えています。
日時 7月18日(日曜日) 14時から
会場 カフェ・来美 </str ☎ 0267-31-5110 sumibo 軽井沢駅北口 東雲交差点 東150m
7月・軽井沢ぶんか組は「江戸と明治の見世物」
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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