コロナが一向に減らないフランスで、男女の接触についての調査があった。
フランス人にとってもっとも基本である挨拶のためのキッスが、91パーセントから39パーセントに減っている。
初対面ではなんと、40パーセントから9パーセントに減ったという調査結果がでた。
こんなに人と人とのコミュニケーションが少なくなっているのに、コロナの感染は一向に減らない。業をにやした政府はキスの禁止にのりだした。
同居人以外とのキスは当面禁止。
マスクをしてのキスも、マスクなしのキスも、 罰金 135€
口と口、舌と舌をからめるディープ・キスは 罰金 200€
15日以内の再犯は 罰金 400€
30日以内に3回以上の再々再犯は 罰金 3750€ 我慢できない男女にとっては大打撃なのだ。
取締りを更に強化し、パトロールを増やすと、お布令をだした。
国民議会の野党質問 ……「手の甲ならいいのか?」 「別居しているカップルはどうするのか?」 日本では想像できない国会答弁が次々とあった。 「フランスの伝統が失われることは残念だが、いましばらく我慢して欲しい」 激しい非難が渦巻いているという。
フレンチキッス罰金200€
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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