憲法審査会という組織がある。
法治国家として最高の法律である憲法を絶えず考え、時代に適合しているか否かを審査する役割を背負っている。
これまで幾度となく憲法審査会の開催を要望してきた自民党だったが、野党はがんとして応じてこなかった。
「不要とは言わないが、不急である。」意味不明の言葉遊びで憲法審査を拒否してきたのが、立憲民主をはじめとする共産党などの野党である。国民はかねがね馬鹿も休み休みにして、真面目に憲法論議をして欲しいと望んでいたが、今回の武漢コロナ戦争ですこし希望が持てるようになってきた。
公明党の北側憲法調査会長が9日ようやく発言した。「 コロナ感染症の拡大がどう展開いくかわからない。緊急事態に関する憲法上の規定を議論するのはとても大事である。」 公明党が言い出せば、立憲民主も応じざるを得なくなるだろう。
もし明日にも国会から感染者が出、ただちに議事堂閉鎖という事態になれば、議論なんかできない現実にぶつかるのだ。
日本の野党は本当にアタマが悪い。
念仏のごとく緊急事態条項が憲法にくわわれば、人権が制限されて戦争に連れていかれる。とまるで緊急事態は戦争を仕掛けることだと固く信じている。目の前の中国由来の細菌戦争にまきこまれても、まだ人権人権とお題目をとなえている。いい加減にせい、というところだ。
ドイツもフランスもイタリアもアメリカも「国家非常事態緊急権」で戦っている。日本だけが憲法に非常事態緊急権がなく、首相からのお願いや、知事のカタカナ脅迫で対処している。国家緊急権と憲法はどこの国も一体なのだ。
このコロナ戦争への安倍首相の脆弱さは、野党の憲法審査拒否が根本的原因であるといわれても反論できまい。
非常事態緊急権を拒否する野党
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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