事件は「ケンブリッジVSサセックス戦争」といわれている。
兄ウィリアム王子即ちケンブリッジ公爵は、なにごとにたいしても感情をあらわにせず、いつも冷静な態度で公式な任務につき、ロイヤル・ファミリーの名にふさわしい態度で己を律してきた。
それに対して弟ヘンリー王子は、ドラッグを使ったこともあるヤンチャな性格で王室の枠にいつもぶつかってきた。それぞれの妻キャサリーン妃とメーガン妃の不仲が、さらに兄弟の確執を深めたといわれている。キャサリーンは慎ましく簡素な生活を送ってきたのに対し、メーガンはハリウッド・セレブまるだしの浪費癖がある。
「メーガン妃は英国王室をオノ・ヨーコしている」ともいわれている。オノ・ヨーコが、ジョン・レノンとポール・マッカートニーの仲を引き裂き、ビートルズ解散の引き金を引いたという故事にならっている。ここに日本人のオノ・ヨーコがでてくるのはいささか不満だが、ここには白人の有色人種への差別感があるというのが現実である。
とくにメーガン妃の出生が綿花奴隷の血をひいているという点が、英国のクラス階級には我慢ならない。 王室を守っていくのは結局「血」しかないというのが、多くの人々が、口に出さずにおもっていることでもある。
女王と英国民をもっとも怒らせたのは、「サセックス・ロイヤル」をアメリカで商標登録したということだ。
これによりロイヤルの称号が安っぽくなり、ヘンリー王子夫妻はすべての英国民を敵に回してしまった。サセックス・ロイヤルをブランドにして金儲けをはかるなど、メーガン妃以外には考えられないことだからだ。
ヘンリー王子の最悪はバーガー・キングの顧問になって、サセックス・スペシャルでも売り出すしか残された道はない。
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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