長野県はいわゆる左派、当世風にはリベラル左派の牙城になっている。
永年訳の分からない羽田王国という曖昧さが支配してきたという風土の特徴でもある。今回の県議選でようやく自由民主が過半数をしめた。が安心はできない。保守に論客がいない。左派と正面から四つに組んで論破する論客がみあたらない。目先の地元利益とだけ結びついた保守ではどうにも心細い。
ジャーナリズムにはなんでもアベが悪い、アベ政権のあいだは憲法改正絶対反対、安保反対、モリカケすべて安倍のせいという、マッカーサー憲法大好き奇妙なリベラルが揃っている。
ここ何年かの政界をみても、羽田孜を先頭に、田中康夫、猪瀬直樹とどうみても三流の困ったちゃんしか産んでこなかったのが長野。となりの群馬はなにはともあれ、日本の政治に大きな影響をあたえた中曽根、福田、小渕の三総理大臣を中央政界におくりこんできた。
平成が終わり、令和になる今、長野からまたまたオバカな声が上がった。
松本城の近所に事務所をもつ弁護士の山根二郎なる男である。
「元号などというものは基本的人権を侵害しており、耐えがたい苦痛だ。元号制度は国民が有している連続した時間を切断し、憲法13条が基本的人権として保障する個人の尊厳すなわち人格権を侵害するものだ。われわれは世界時間を生きている。」という主張なのだ。
こんな男のために貴重な税金を使って裁判を開らかなければならないとは、民主主義とはほんとうに厄介なシステムだ。訴訟にかんする事前審査でももちださなければ、とてもやってられないという極右を育てる温床をつくっている。
東大法学部に巣食う反日日本人の高木健一等と同じ、日本を破壊しようという工作員なのかもしれない。少々めんどうだが元号というシステムは、日本固有の文化遺産だというふうには考えられないのだろうか。キリスト教の西暦にコンプレックスをもつ困った信州人の一人だ。
コメント
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
コメントを残す