ふるさとテレビ朝日の昨夜の番組「キャスター・ジューナリストが選ぶニュースの主役2018」、地上波TVは普段あきれることのみ多かりきであまり見ないのだが、ニュースの主役2018とあってはみなければならない。
テレビ朝日の現キャスター・解説ジャーナリストの脳みそがよく判ると、期待してチャンネルを回した。
結果、期待は見事に裏切られ、地上波の惨状だけがのこった。
女性キャスター陣では、長野智子だけが辛うじてニュースと向かいあって、プーチンを第一にあげていた。
高島彩にいたっては、さくらももこに羽生結弦、同時代に生まれて感謝と発言、こんな女にニュースをやらせていてはテレビ朝日は滅亡する。なんでもかんでもニコニコと笑顔をふりまくブジ・テレビ特製のテレビ芸者そのものだ。
局アナ陣にもろくなのはいなかった。松尾由美子は紀平梨花、吉田輝星をあげていたし、竹内由恵は大迫勇也だ。竹内はテンションだけが高く空回りしている自分がみえない。
黒柳徹子の大坂なおみ、大谷翔平も所詮ニュースをスポーツと勘違いしている芸人くずれと認識した。東山紀之のカーリング女子代表、伊調馨、Nステ森川の貴乃花親方とは、正気でいっているのかとわが耳を疑った。ここには世界の情勢も日本の政治もまったく存在せず、芸能・スポーツしかない。
キャスター達は、いずれもマッカーサーの植民地政策、スポーツ、セックス、スクリーンが結実した視野の狭い三流原住民に成り下がっていた。地上波を知識層が見なくなっている原因は、これらのキャスター陣の貧困にあることが証明されたような番組だった。
雇われている男性キャスターは少しはましだった。池上彰は習近平、カルロス・ゴーン、金正恩をあげていたし、後藤はドナルド・トランプといっていた。
それにしても誰も安倍首相をとりあげない不思議な番組だった。あれだけ一生懸命足をひっぱっていたのに、ニュースとは認識していなかったのだ。
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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