マスコミは本当に嘘つきだ。
特に地上波テレビのひどさと朝日、毎日を中心とした加計学園問題報道にはほとほとあきれた。休会中予算委員会における加計問題集中審議の報道についてである。
野党側証人前川喜平元事務次官の発言は忠実につたえたが、一方政府側証人として出席した前愛媛県知事加戸守行氏の発言は、全く伝えなかった。加戸前知事は前川氏と同じ文科省出身で事務次官としては前川氏の先輩に当たる。退官後、日本芸術文化振興会理事長を務めた後、1999年に愛媛県知事に当選、知事公舎を売却したり、森林環境税を導入したり、えひめフィルムコミッションを創設、3期12年名知事と言われた人物である。
加計学園理事長と安倍総理が友達であったことを、まるで犯罪のごとくに誘導してきた野党とメディアについて、はっきりと否定し、愛媛県における獣医学部設置について12年間の苦労があったと発言した。いま産業用家畜の獣医が少なく、大変困っている。獣医学部設置について有名私立大学に数多く声をかけたが、すべてけんもほろろに断られ、ただひとつ加計学園だけが手をあげてくれた。
以来、岩盤規制は固く10年間挑戦し続け、ようやく国家戦略特区で認められた、と経由を説明した。けだし当然のこの発言を無視して、わざとカットしいかにもの情報操作を加えたのが、朝日新聞、毎日新聞をはじめ民放テレビのニュース報道だった。
前川前次官の役人天下り差配は棚に上げ、無理強いされたと、問題のないところに問題をつくり、なんとか安倍内閣倒閣に結びつけようという浅ましい企みがみえみえなのだ。官僚は政治に従うのが当たり前で、政治家に指示されて無理強いとは、あまりに厚かましい。面従腹背が私の主義などと平気で語る役人こそ、さっさと抹殺すべき官僚なのだ。
「友達でなにが悪い。官僚の岩盤規制に穴を開けたんだ。」と安倍首相は正面から野党とメディアを一喝すればいい。
首相のお友達は犯罪なのか。
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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