ハニートラツプに弱いテレビ屋さんたち

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ハニートラツプに弱いテレビ屋さんたち
 テレビ朝日、ドラマ制作部長黒田徹也のアラフォー・スタイリストとの不倫事件、さらに経費不正での解職、
TBS元ワシントン支局長山口敬之の被害者顔出しレイプ告発事件、かつてメディアで仕事をしていた筆者としてはこんな事件が次々とつづいて不愉快きわまりない。
 テレビ朝日元黒田部長の例からいえば、相手の川崎祥子とは、あの下品なドラマ「特命係長只野仁」なる番組でのプロデューサーとスタイリストという関係に発している。あの薄汚いドラマにスタイリストが付いていたとはびっくりだが、仕事の現場から男と女の関係になることはままある。下働きとかアルバイト同志ならなんの問題にもならないが、一応責任者の立場にあれば、軽々しく関係をもつことは避けるべきなのだ。魅力あるアラフォーのスタイリストとあれば、男の裏表を十二分に承知しているし、担当プロデューサーが相手とあれば、易多く失うものはなにもない。彼女は密かに局内にコントロール自由なボスを確保したというところだろう。その後黒田氏が制作費に手を出したことで失脚することになった。金銭と色恋沙汰を一緒に起こしては救いようがない。
 TBSの山口敬之支局長の場合、準強姦容疑で逮捕寸前までいったにもかかわらず警視庁刑事部長の手により握り潰されたという被害者の顔出し告発事件だ。
 被害者の詩織という名前にも違和感を覚えるが、この人には姓はないのだろぅか。顔出しして告発する以上正しく姓名を名乗るべきだろう。源氏名での就活というのは聞いたことがない。そのうえ、ジャーナリズムと写真を専攻しているというのも不思議である。政治学や情報工学と写真をともに専攻できる学校もあまり聞いたことがない。
 老舗串焼きやから寿司屋、バーというはしごしてホテルへというコースも、もはや充分合意の行動としか思えない。酔っ払ってタクシーでの吐瀉、ホテル室内での振る舞いもハニートラップといわれても抗弁できまい。
 就職をめざすなら何故正面から人事に応募しなかったのか。妙にメークアップにたけて美しいすぎるのも引っかかる。
 ジャーナリズムを真摯に志す雰囲気にかけるのだ。山口敬之氏もわきが甘すぎる。
 ひょっとすると、この事件も森友学園、加計学園問題につづく、安倍倒閣運動のひとつかもしれない。
 朝日新聞と民進党が妙に熱心なのが、あやしい。


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プロフィール

星野 和彦

Kazuhiko Hoshino

1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表

作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞


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