ヨーロッパの愛犬家の間ではだいぶ前から、日本の原産種である「柴犬」の人気が高い。何よりの証拠にシバ・コミュニティのいくつかがすでに存在している。
柴犬は日本の古代犬種のひとつで、ハイイロオオカミの進化したかたちとされ、ほっそりした筋肉質の体格、軽快で俊敏な動き、野性的な鋭い警戒性のうえに、なによりも人間との強いきずながあると言われている。
柴犬の名についていろいろ説はあるが、こぶりな雑木をさす芝に所以し、高地でやまどり、雉、兎などの狩に利用されてきたところから、つけられた名前ではないか、という説が有力である。
ところで近年、韓国で柴犬の人気が急に高まってきた。日本の天然記念物である柴犬がぞくぞくと海を渡っている。案の定、対馬から盗まれた仏像と同じく、この犬はもともと韓国の犬゛だったと言い出した。もとは韓国の犬と思うほど愛してくれるのは嬉しいが、彼らのこと何時日本に犬泥棒が跋扈し、気が付いたらソウルの町のあちこちに柴犬が繋がれた居たという事態が発生するかもしれない。
裁判に訴えても情緒法とやらで、この犬を日本から盗んできたのは確かだが、原産は韓国だから返さなくていい、といったデタラメな判決に見まわれる。
それよりも心配なのは、犬食文化の盛んな韓国のこと。
病気見舞いの体力回復にシバドック、精力増強にシバミート、美容のためのシバホルモンと、柴犬がはじから食べられてしまうことだ。いまでも一年に200万頭の犬が食べられているという韓国だから、そのうちの一割20万頭ほどには柴犬が混じっても不思議はない。
よく調べたら川上犬も、戸隠犬も、石州犬も、因幡犬もみな、韓国人のお腹に入ってしまっていた、という笑えない現実が待ち構えているかもしれない。
竹島を独島といわれてもへらへらしている日本の政治家は、このさいはっきりと「柴犬を盗むな」と主張すべきだ。
柴犬が韓国人に食われる!
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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