「国境なき医師団」「国境なき記者団」国境なきという冠詞がつくと大概の日本人は、この人々はボランティアで活動している素晴らしい人々だと思い込みがちだ。
事実國境なき医師団のアフリカや、中東難民に対する活動をニュースなどでかいま見ると、なるほど献身的な人類愛にみちた活動であるということが、納得できる。 なによりも「国境なき」というコピーに無条件に反応し、内容について一切の検証なく素敵な善行と早合点してしまうのだ。
過日、国際NGO「国境なき記者団」が、報道の自由度について世界ランキングを発表した。
驚いたことにニホンは、産経記者が拘束され裁判にかけられた韓国よりも、本屋のオーナーが次々と拘束され行方不明になっている香港よりも下位の72位、だというのだ。アフリカの軍政国家よりも下なのだ。
ニホンでは、安倍内閣によって出版規制され、メディアは窮地に陥って、国民の知る権利がほとんどないに等しい、と報告されている。
なんだこの報告書は、まつたく嘘八百のデタラメではないか。こんな報告を上げる人は、この国に対しての愛のない日本人か、私怨にまみれた左翼教条主義者以外考えられない。古館伊知郎、岸井成格、国谷裕子などのテレビ・コメンテーターの降板が相次ぎ、日本のメディアは危機に瀕している、というくだりで、ストンと納得した。ヒヤリングしたのは、そのあたりではないか。
やはりこの「国境なき記者団」というのはテレビ・コメンテーター程度の劣化したインチキ記者の集まりにすぎない。フリージャーナリストといえば体裁はいいが、実際は国を売る事も平気なゴロツキのようなエセ・ジャーナリスト達なのだ。朝日の従軍慰安婦問題で国をうった記者となんら変わることのない始末のわるいゴロツキ・ジャーナリストが、「國境なき記者団」と称しているのだ。
国連の調査団は、インターネットの自由度調査では日本は世界の7位と発表、「日本はインターネツトのモデル國だ」といっているが、このメディアの自由度72位とどこで折り合いをつけるのか、国連にはなんとかして日本を貶めたいメディアの幽霊が横行している。
「國境なき記者団」に騙されるな
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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