人気のまんが「アラサーちゃん」

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 モテと自我の狭間で立ち位置をきめかねている、アラサー世代の主人公(30)。巨乳。
それがいま人気の漫画、「アラサーちゃん」の主人公の設定。作者は峰なゆか、自己紹介によると、初対面の人は必ずびっくりするほど顔と声のギャップがあるらしい。実はアニメ声でーす♡ とご本人はいっているが、元AV女優という経歴からいって柄は充分に熟女なのでお気をつけくださぁい♡ ともいっている。
 「峰なゆか無料動画」で検索すると、「発情未亡人ビラビラ曼荼羅」劇中で信じられないほどのカワイイ声を出し、自分でも引いたほどだと自己申告している。
 アラサーちゃんは見事なほどの体験マンガであるところが、男たちの関心をひき、女性の共感を得ている。
 女のジーパン+ベルトのカジュアルスタイルは、尿のたびに結構な作業を強いられるものすごく手間のかかるコーディネートである。先ずベルトをカチャカチャとはずす。…汗ではりついてぬぎづらいジィーンズをやっとで降ろす。裾がトイレの床につかないよう気をつける。用をすました後、脚がむくんでなかなかジーパンが上がらない。再びベルトのカチャカチャで、本日4回目の作業終了。
 タイトルは「ガーターなんて目じゃない」日々がむなしくなるマンガでもある。
 登場人物も可笑しい。自分のことをサバサバした女だと思っている派遣社員(30)。ツッコミがいつも痛いサバサバちゃん。かわいいものが大好きな女の子(34)ゆるふわちゃん、アラサーちゃんの友人のような宿敵のような。非モテちゃん、全身コムデギャルソンで固めている処女(29)もちろん彼氏いない歴29年。オラオラ君(32)、アラサーちゃんの元彼、現セフレ。イベント会社経営。等々。
 乙女心のなれの果てをミゴトに描いている。やがて映画化されるというが、どこまでアラサーちゃんに迫れるか。


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プロフィール

星野 和彦

Kazuhiko Hoshino

1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表

作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞


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