今は副業の時代だという。それだけ正業が痩せているということなのだろう。正業で食えないという現実がある。アベノミクスは全く信用できないというのが、就職世代の声だ。
正業+副業でこそ、安定した暮らしが得られるというのだ。
そうした副業のなかで、人気一番は「代行サービス」、依頼者の肉親または恋人として振る舞い、うまくいけば成功報酬一万円也を手にする。ほどほど落ち着いた柄の中年男であれば勤まるし、需要の多さで一番の副業だそうだ。
報酬の高さでは、「せどり」という副業がある。休日に古本屋や時代やをまわり、これはという商品を安く買い付ける。これをネットショップやオークションに出品して、利ザヤを稼ぐのだそうだが、これにはトレンド先読みや価値発掘のセンスがいる。長くやっていると自然に身に着くと言われるが、これで毎月20万以上稼ぐ人もいるらしい。
考えるのが面倒という人には、シンプルに「愚痴聞き」という副業もある。登録して依頼があれば、電話で愚痴をきけばいい、声が良く懐の深い会話のセンスが必要だが、備わっていればこんなに楽な仕事はない。
身体を使って働くには、流行の「着ぐるみ」がある。着ぐるみをきて、子供むけのイベントから、暑いさなかの街頭宣伝までいろいろある。この他「試験監督」「アフェリエイト」「自動販売機設置」「ポスティング」「運転代行」と、いろいろなプロフェッショナルな副業はある。
副業トレンドの時代
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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