「批判ばかりされた子供は、非難することをおぼえる」
「賞賛をうけた子供は、評価することをおぼえる」
「可愛がられ抱きしめられた子供は、世界中の愛情を感じとることをおぼえる」
ドロシー・ロー・ノルトというアメリカ教育学者の詩だそうだが、これに感動したのが皇太子だったそうだ。
だから「叱らない子育て」を実践してきたのが、皇太子夫妻の教育方針だった。
皇太子という存在、皇太子妃という存在、その娘にひょっとすれば皇統の継承者になるかもしれない存在なのだ、という教育を全くしてこなかった。深夜の23時に夕食をとり、翌日は不登校。学校でもすべて自分の思うようにならないとすぐに登校拒否、結果「特別扱い」当たり前のお付添い登校となり、挨拶ひとつ満足にできない困った子供になってしまった。
「初等科の先生大嫌い」と言い放ち、理由は「私の言うこときかないから」あきれた子供だ。
愛子さまをここまで増長させてしまったのは、皇太子夫妻の責任と、生徒に対し毅然たる態度で接してこなかった教師にも責任がある。子供の言いなりになっては親の責任放棄である。
なによりも子供はまだ人間として完成していない反人間なのだから、ある程度厳しく躾けをしなければ、うつけな餓鬼になってしまう。
世の親たちも「叱らない子育て」などという耳障りのいいタワゴトに踊らされると、結果 愛子様の如くとんでもないことになるという事実をよく考えるべきだ。
叱らない子育てと愛子さま
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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