血税を使って作られた大阪南港が長い間利用されずにいたが、このほどようやく光があたった。
が驚くことに、出来上がって見れば、上海電力によるメガソーラー基地だった。上海電力ではこの案件は中国の国家発展改革委員会において認可承認済みだという。上海電力による太陽光発電プロジェクトは、大阪南港のほかに大分県宇佐市、福島県西郷村、静岡県富士宮市、長野県佐久市でも進んでいる。中国の金により、日本の電力開発が着々と進められているのだ。 上海電力の連結法人の商事会社はすでに日本国内に30ヶ所のメガソーラー基地の用地を確保し、事業展開を始めている。
事業認可をする通産省は「国籍で選ぶのではなく、適正な事業かどうかで選ぶ」と呑気な事を言っている。民主党とときの菅首相、孫正義らの策謀によって作られた再生エネルギー固定価格買取制度は、発電された電力を国際価格の倍以上の値段キロワット42円で20年間買取り続けなければならない。つまり中国の金によって土地を奪われ、そこで発電された電力にさらにお金を払い続けるのだ。
原発反対を叫び、元首相たる人々も新しい組織など立ち上げているが、そのすきにこうしたメガソーラーによる国土支配、生命線たる電力を、海外とくに中国ににぎられては尖閣どころではない。
近い将来、ライフラインを上海電力などグローバル企業に抑えられ、それらにを頼らなければ生きていけない情けない日本になってしまうかもしれない。
土地買収に歯止めをかけ、事業認可の再チェックをするのは、今しかない。
メガソーラーに国土が取られる
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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