１８歳の狂気と選挙権

　天候不順な季節にとまどっている。冬の嵐と春風が勝手にやってくる。
　ニュースも殺伐とした１８歳少年とB少年C少年と、明らかに少年とは言い難い犯罪が飛び込んできた。その背景やら、動機についてメディアがあれこれ詮索している一方で、選挙権を１８歳から与えようとの改正が進められている。
　選挙権を与えるなら、少年法も１８歳までにしろという議論がおこっている。
　２０歳までは名前がでないから、お前がヤッテこいと、犯罪のパシリに使われていると、いうのもよく聞く
話だ。　高校を出れば充分に大人だし、部活の下級女子を妊娠させた実録はごろごろしている。
　幼いから保護すべきという識者もいるが、大人として社会が対することで本人の意識も高まるし、責任を考えることの出来る成人になれる。
　殺人を犯した人間を匿名で庇うという考えは、被害者に対してこのうえなく非礼なことで、断罪を受けて当然とおもう。本人は悪くないまわりの環境に問題があるというのも、耳障りのいい甘やかしである。
　１８歳にもなったら、自分の行動に責任をもって生きるべきであり、ルールを守れなかったら自己責任で処断させなければならない。
　少年とよばれるのは１８歳まで、髭をはやした２０歳のおじさんや、１９歳の胸まで出したキャバクラのオネェチャンは、充分に大人扱いして当然なのだ。