師走になると、クリスマスの鐘があちこちからきこえてくる。
軽井沢もいつの間にかキリスト教催事の支配下になったが、それでもスーパーの片隅にはしめ飾りがならべられている。
100円ショップにもしめ飾りはあるが、近頃のしめ飾りはやたら装飾的かつ子供向けになって本来の役割から遠ざかり、インテリア乃至正月の飾り物に堕落している。
そこで12月のぶんか組は「しめ飾り」をテーマにとりあげました。
しめ飾りの起源から役割、そして無数にあるその土地土地のしめ飾りがテーマです。
田舎の老人がひたすら創ったしめ飾りに込められた祈り、信仰。
それは日本人全体に通じるこの国ならではの宗教観であり、古来の美意識でもあります。
モダンアートを超えた造型のなかに自然崇拝の魂がやどっています。
期日 12月19日(日曜) 14時より
会場 軽井沢駅 北口5分 東雲交差点東入る Cafe 来美
申込 Ms . Sumibo 0267-31-5110
12月のぶんか組は「しめ飾りのかたち」
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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