駅前からエキナカへ。

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 「むかし駅前、いまエキナカ」小泉構造改革により駅前商店街がシャッター通りとなり、いまやたら元気のいいのがエキナカ・マーケット。駅を通過する人を「旅客」ではなく、「カスタマー(顧客)乃至コンシューマー(消費者)」として捉え、駅全体の環境・機能を見直して「駅構内開発小売業」という新しいビジネスモデルを構築しました、と豪語している。エキュート大宮、エキュート品川、エキュート立川、エキュート東京と次々に展開、東京駅では先陣のグランスタVSエキュート東京が争っている。かたや藤原紀香の引き出物五代庵を出店すれば、片方は東京アンパン豆一豆(まめいちず)を仕掛け、クラシックから超ビジアル系アンパンを投入、さらにセレクトショップ・ステテコドットコムとくれば、もはやなんでもありの商売合戦、胴元のJR東日本は、ついに名門スーパー紀伊国屋を買収、青山セレブに愛された紀伊国屋もそこいらじゅうのエキナカ・スーパーとなって、駅を利用するすべての人の毎日をサポートし、生活に楽しみとワクワク感をプラスする筈だそうだ。駅前商店街に生業を重ねてきた人々には、死刑が待っている。


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プロフィール

星野 和彦

Kazuhiko Hoshino

1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表

作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞


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