洋の東西を問わず、有名人、芸能人のスキャンダルに庶民の関心は集まる。
ワイドショウや女性週刊誌を元気ずけているのは、そうした人々の噂話ばなしにほかならない。デジタル化し、ネットが隅々までいきわたると、噂にリアリティが加算され、真実があからさまになる。
最近目立つのは、芸能人二世たちのオバカぶりだ。
梅宮アンナが愛人とオールヌードのラブシーンを公開して、世を驚かせたのはもはや伝説となってしまった。坂口良子の娘杏里のオバカぶりは、さんまの娘IMARUや、いしだ壱成、DAIGOなどを抜いて、壮絶なバカ丸出しだ。立ち止まってみると、日本のお嫁さん第壱位になった母・坂口良子も、激しいオバカだったというのが見えてくる。マスコミは昔も大嘘つきだったということだ。
世間知らずでバカだから結婚してもすぐ別れる。若山騎一郎と仁美凌のスピード離婚、仁科克基と多岐川華子のどっちもどっち離婚、加山雄三の娘梓真悠子の遊び人離婚、と数え上げたらきりがない。
「芸能生活をなげうっても離婚したい」「いいえ離婚する理由がみつからない」と法廷で争った高島正伸と美元も、外野席のこちらが面食らう。スピード結婚するまえに、美元のただならぬ浪費癖に気がつかなかったのか、と問いただしたい。それでは発情したオバカが、結婚という名目で情を通じただけではないか。
二世のなかにもまともな二世はいる。関根麻里だ。アメリカ留学から帰ってきたというので、大多数の留学帰りがそうであるように、薬とセックスを覚えての帰国子女と思っていたが以外だった。賢くて、芸能人のオバカを感じさせない人柄をもっている。関根勉の家庭がかいま見え、ワイドショウの司会席にも座れそうな将来有望な二世芸人のひとりと云えよう。
芸能人の娘と息子たち
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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